安全運転方法、コメンタリードライビング
みなさん、こんにちは!冷たい風が強く吹く大阪堺市です。
本日は、当スクールで受講して頂いてる方から、「先生、安全運転を出来る様になるトレーニング方法ってありますか」と質問される事が多いので、私はコメンタリードライビングと言うものを推奨しております。
これは、もともとはイギリスの警察が警察官の運転のトレーニングで取り入れたものらしいです。
大阪の自動車学校の教習指導員は、指導員になる時の試験の科目にもなっているんですが、どんなものかと言うと、簡単に言うと運転中に目で見て思った事を口に出して、危険に対して考えて運転するという運転方法なんです。
例えば、「自転車が左側を走ってる、ひょとしたら後ろも振り返らずに、私の車の前を斜めに横断するかも」とか、
「対向車線に車が駐車しているな、私が優先車だけど、対向車の方が無理に車線をはみ出してくるかも」など、危険に対して口に出し運転します。
口に出して運転する事で、危険の予測が早く出来て事故を回避出来やすくなります。
そこで、口に出して運転しようと思うと、なかなか難しくて、先先の様子を見ておかないとコメントが間に合わないし、速度オーバーで走ると情報が入ってこないので、コメントする為には、速度オーバーにならない様、視野を広くして周りの情報をどんどん取り入れる様にしなければいけません。
はじめは、簡単な言葉からでいいです。
例えば、2こめの先の信号が赤信号になっていたら、すぐ直近の信号は赤になる確率が高いので、「信号赤!」や先程の自転車が走っていたら「自転車または、チャリ!」でもいいですし、頭で考えている事を「よし!」と言うだけでもいいです。
簡単な単語からはじめて頂いて、慣れてきたら、より深くコメント出来る様になると危険を予測した運転が良いものになってくると思います。
教習指導員の試験の時は、公安委員会の方がご用意いただいた運転しているビデオ映像をみながら試験を実施して頂きました。(どんな映像が出てくるかわからないので、ドキドキです💦)
はじめは全然しゃべれなくて、マイカーで運転しながら必死に練習しました。
そのおかげで、危険予測のトレーニングが出来て、今現在、自分でスクールを営む事が出来ているのかなと思う時があります。
普通2種(タクシー)の教習や、企業様の安全運転トレーニングも実施されているので、ご参考されてはいかがかなとおもいます😊
2023年12月16日 18:00